2020年インバウンド需要拡大を見据え多言語化 〜機械翻訳と人力翻訳を組み合わせることで製品情報をより的確に伝えやすいサイトに~

  • Subject

    - インバウンド需要拡大を見据えた多言語化

    - 多言語化にあたり、翻訳作業工数とコスト面がネックに

  • Solution

    - WOVN.ioで3言語対応

    - 精度の高い機械翻訳と人力翻訳を組み合せることで作業工数を削減

  • Result

    - 機械翻訳と人力翻訳を組み合せることで、海外の方により的確なメッセージを届けることが出来るサイトに

    - 本来追加で必要であった2人分の工数も削減

虫ケア用品では国内シェア約60%を誇り、最近では人口13億人という巨大市場を持つ中国でのシェア拡大に取り組むなど、国によって異なる生活習慣や嗜好性に合わせた製品展開と社会貢献活動を積極的に行うアース製薬。2020年、インバウンド需要の拡大が見込まれる中、インバウンドや在留外国人の方に向けてより伝わりやすい製品情報サイトを目指すべくWOVN.ioで多言語化を行ったというお話を伺いました。

2020年インバウンド需要拡大を見据え、製品情報を多言語化

稲積:アース製薬は、虫ケア用品を中心とした、入浴剤やオーラルケア用品など、日用品のトータルメーカーとしてお客様にご愛顧いただいております。

今回製品情報サイト多言語化に踏み切ったのは、今年2020年に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されるということもあり、やはり例年以上のインバウンド需要が見込まれると考えたためです。

もともと企業情報サイトの方では、日本語、英語、中国語の3言語に展開をしていました。製品情報サイトについてもいずれは多言語対応をしていかなければと考えてはいたものの、着手はできていませんでした。ですが、インバウンド需要拡大を見据えた今年が着手のタイミングだろうとなり、2019年夏頃からWovnさんにWOVN.io導入についてご相談させていただき、なんとか2020年までにサイト公開ということで話を進めさせていただきました。

テキスト

導入時の翻訳作業工数やコストといったネックをクリアに

稲積:WOVN.ioを知ったきっかけは、代理店さんからのご紹介でした。

検討を行う際、多言語対応したいページについて、全て人力で翻訳を行った場合とWOVN.ioを導入して翻訳を行った場合の2つのパターンの見積を算出いただいたんですが、全くコストが違いましたね(笑)。製品情報ページの文字数を全部加味すると、ざっくりですが10:1程度は違いました。

それに加えて翻訳作業という面でも、最近は機械翻訳の精度も上がってきていることは聞いていましたし、実際に機械翻訳後のサンプルも確認をしてみて、この精度であれば大丈夫だとなりました。機械翻訳をかける部分と人力翻訳をかける部分にサイト内情報を切り分けることによって最低限のクオリティは担保できるのかなと。

やはり全てのページを人力翻訳するという作業の手間やそれにかかるコストの問題が一番ネックではあったので、WOVN.ioはそこをクリアにできたことが良かったです。

ブラウザの機械翻訳よりも、企業の意図したニュアンスを海外の方に伝えることができる製品情報サイトに

稲積:導入してからは、単純にPV数があがりました。現在もPV数は徐々に伸びてきています。

それに、以前はGoogleの自動翻訳機能を使ってページを閲覧いただいている海外の方が多くいらっしゃって、どのような翻訳・解釈で読まれているのかわからない状況でしたが、多言語化後はそれがほぼなくなりました。やはり、こちらの意図したニュアンスをきちんと伝えたい部分には人力翻訳をかけたため、製品情報が見やすくなったんだと思います。

テキスト

精度の高い翻訳の導入で作業はスムーズに、2人分の工数削減を実現

成田:導入時の作業についてですが、弊社側で修正をいれずとも、精度の高い翻訳をご提供いただけたので、日常業務に全く支障がでなかった、というのが現場レベルの僕からの意見です。もし全て自分たちでこの作業をやっていたらと想像すると、お腹が痛くなります(笑)。もちろん導入前はそういった作業も覚悟はしていましたが、Wovnさんの方でものすごくいい感じに導いてくださったので、すごくスムーズに公開まで持っていくことができました。

今西:もし全て人力翻訳をしていたら、3ヵ月まるまる時間をとらないと無理だったと思います。

あとは、更新作業ですね。弊社は下手したら新製品が年間に100品程出ることもありますので、その都度翻訳をして更新をして、という作業をいちいちやっていたらとんでもない作業量になりますし、もう2人くらい雇わなければいけなかったですね。

テキスト

より多くの人に見ていただくための導線設計とは。多言語サイトを活用した次のステップへ

今西:現在は日本語と英語と中国語(簡体字)の3言語対応ですが、アース製薬の拠点がある地域の言語対応を増やすということは検討していくかもしれません。

今後課題になってくるのは、多言語化した製品情報サイトをどのように活用していくかですね。弊社商品の中でも、虫ケア用品は専門性が高くパッケージの説明だけではわからないので、外国人の方がぱっと手に取って購入しづらいのではと思います。その分、弊社の製品ページは他社と比べても細かく説明をいれているので、よりサイトを見ていただくための導線をどうするか考えていきたいです。

稲積:現在のデジタル上での外国人の方へのアプローチというとホームページのみになりますので、今後はよりSNSを活用してのコミュニケーションも行っていきたいです。インバウンド向けには社内のインバウンドチームが対応している部分もありますが、マーケティング総合企画本部として、インバウンド向けや在留外国人に向けてコミュニケーションを図っていく必要もあると思います。

私の息子の同級生にも中国人の方がいますが、お父さんは日本語を話せるけれど、お母さんは得意ではないという方もいらっしゃいます。そのような海外の方にも、アース製薬の商品を安心して買っていただける環境を提供していければと思います。

(2020年2月)

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