日本から世界のオタク向けサービスに。WOVN.ioを使って世界に日本の同人情報を発信

  • Subject

    - 同人誌市場は海外からの注目度も上昇していたものの、多言語対応が手薄だった

    - 多言語化システムの導入を急いでいたため、簡単に導入できるものが望ましい

    - 変動的な料金プランは難しかったので、個別見積もりが欲しかった

  • Solution

    - WOVN.ioで追加開発することなく英語・中国語にも対応

    - JavaScript1行を挿入するだけで作業完了

    - WOVN.io PRIMEを利用して個別見積り

  • Result

    - 海外の潜在顧客へのアプローチも可能に

    - 他の多言語化システムに比して圧倒的にスピーディに導入

    - PVなどでの変動なく、月額固定の料金にて実施

とらのあなは同人誌を扱う会社。社員にもオタクは多い。

とらのあなについて教えてください

成川:とらのあなは、現会長が1994年に秋葉原に同人誌の販売店舗として開始したサービスです。ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、同人誌とは個人出版物のことで、製作者自ら本などを制作し、100〜1,000冊ほど印刷して販売するといったものです。その同人誌をとらのあなの店舗やECで販売していただいています。

2018年3月時点で店舗は25拠点、初の海外店舗として台湾にも進出しています。店舗だけでなくECや電子書籍も扱っていますし、クリエイターとファンが交流できるプラットフォーム「ファンティア」や、グループ会社がオタク向け婚活サービスの「とら婚」を手がけています。

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会社にはどのような方が所属していますか?

成川:やっぱりと言いますか当然と言いますか、従業員のほとんどがオタクです(笑)。アニメ系が多いですね。平均は30代前半くらいで、アルバイトを含めると1,000人程度が所属しています。年齢は若いし趣味が合うこともあってか、フラットな会社です。

「WOVN.io PRIME」でとらのあなに最適なプランを見積り

なぜ多言語化が必要だったのですか?

成川:とらのあなは国内最大級の同人ショップですが、この数年で海外のお客様もだんだんと増えてきました。しかし今までは国内をメインに対応していて、海外へのアプローチが手薄になっていました。それもあって今年台北に店舗出店したのですが、それでもまだまだ海外のお客様は言語や決済の面などで不便を感じているはずです。ディープなお客様はそれでも使ってくださいますが、ライトな方にはなかなか扱いが難しい。なのでECサイトを中心に多言語化することは会社として当然の課題だったんです。数万以上の作家さんを支えるプラットフォームとして海外対応していかなければいけないと。

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野田:私は直接ネット上でクリエイターとファンが繋がることができる「ファンティア」も担当しているのですが、こちらのユーザーからも海外対応をしてほしいというリクエストをいただいていました。好きな作家に支援ができるという仕組みなのですが、クリエイターとしてもファンとしても国を超えて繋がりたいわけです。現在の状況では海外ユーザーからすると使い勝手が悪く、多言語化などの対応が必要な状況だったのです。

多言語化システムの中でもWOVN.ioを選んだ理由について教えてください。

成川:現状海外のお客様は中国系と英語系が多いので、まずこれらの言語を手当できることが必要でした。WOVN.ioなら設定ひとつで簡単かつスピーディに言語を変換できるのがよかったですね。

野田:多言語のシステムをいくつか調べていたのですが、WOVN.ioは機能に対して価格感がよかったです。トラフィックやページ数によって価格が変動するようなプランだと導入に二の足を踏んだのですが、「WOVN.io PRIME」で個別見積りしていただいたのもよかったです。

成川:導入を急いでいたのもあって、簡単に導入できそうというのも後押ししました。現に実装にはあまり時間はかかりませんでした。

実際に使い勝手はどうですか?

野田:管理画面からの操作が簡単ですね。UI/UXがいいと思います。

成川:同人誌という商材の都合上、画像も大事なのですが、実際のUI上で編集できる「ライブ編集機能」で、画像を簡単に変更できるのが便利です。たとえばファンティアだと、ある作家さんが自分のコンテンツを4カ国語に多言語化対応するとして、簡単にそれがプレビューできたりするといいですよね。作家さんごとの辞書などを作るとか。お待ちしています(笑)

「日本のオタク」から「世界のオタク」のためのサービスへ

WOVN.ioを使って多言語化したあとのアクションを教えてください。

野田:WOVN.ioを導入して多言語化の導入はひとまず落ち着きました。ですがまだこれはスタート地点。海外の作家さんやクリエイターさんにとらのあなを使っていただくためには、言語機能の強化に決済、配送、メールなどの通知手段など、やらなくてはならないことがたくさんあります。

成川:たとえばクレジットカードや他の決済手段の拡充などです。今後はこれらの課題を一つひとつクリアしていく予定です。また導入効果を確認するためにも、海外の方の会員登録数や購入率などの数字を追いかけることも必要です。WOVN.ioの管理画面でアナリティクスが見れるようになるということだったので、楽しみにしています!

野田:ファンティアは海外の作家やファンを増やして、日本人だけが使うものではなくしたいですね。興味はあったんだけど、言語などの問題で使っていなかったというような潜在的なファンだったり、アクションできなかった方々でも簡単に使えるようにしていきたいです。

我々はオタク向けサービスでトップになりたいんです。国内最大級から全世界最大へ。日本のオタクから世界のオタクのためのサービスになっていくため、多言語化はその第一歩です。

(取材:2018年3月)