11月2回目のWeekly Roundup。
「多言語化・翻訳・テクノロジー」に関するニュースをWOVN.ioチームがピックアップ。毎週金曜日にお届けします。
訪日客向けにチケット販売 京都市、システム立ち上げ
(京都新聞)
京都市は、市内の体験施設や公演の有料チケットを簡単に入手できる訪日外国人向けインターネットシステムを立ち上げた。利便性を高め、文化施設やイベントに誘客する。
訪日旅行客の人気訪問都市として知られる京都市。まだまだ知られていない京都市の魅力を、市が率先して誘致をかけることで、2回目3回目のリピーター獲得に貢献できるかもしれません。
KDDI、沖縄のタクシーに「多言語翻訳システム」を導入……沖縄特有の地名もスラスラ翻訳
(RBBTODAY)
KDDIと沖縄セルラーでは沖縄の観光タクシーに「多言語音声翻訳システム」をテスト導入する。
多言語音声翻訳システムは、情報通信研究機構(NICT)が開発した技術を応用した。対応言語は英語、中国語、韓国語。沖縄県内観光スポット(首里城、美ら海水族館など)を実施エリアに指定、タクシー50台で展開する。期間は11月16日から2018年3月まで。
最近行った修善寺でもタクシーの運転手は翻訳アプリがないととても対応できない、と述べていました。
訪日客と接する機会が多いタクシーで、またも便利なサービスが登場。興味深いのはGPSを用いて「地域ごとの辞書」の切替えが行え、日本人でも読み間違えることもある沖縄特有の地名もしっかり翻訳できるという点だ。
Sansan、インドで個人向け名刺管理サービス
(日本経済新聞)
名刺管理サービスのSansan(東京・渋谷)は22日、個人向けに提供する「Eight(エイト)」をインドで始めたと発表した。エイトの海外展開は今回が初めて。半年後をめどに100万人の利用者獲得をめざす。
Eightは実際使わせてもらっていますが、アジア展開の1カ国目としてのインド版は、ヒンドゥー語なのか、英語なのか、どこまでローカライズされているのか注目です。
WEBサイト多言語化サービス「WOVN.io」がお届けしました。
次週もお楽しみに。