Weekly Roundup #1 〜ロゼッタ法務分野の英日翻訳でも精度95%〜


11月1回目のWeekly Roundup。
「多言語化・翻訳・テクノロジー」に関するニュースをWOVN.ioチームがピックアップ。
毎週金曜日にお届けします。

ロゼッタは3連騰、法務分野の英日翻訳でも精度95%に到達 

(みんなの株式)

ロゼッタは開発中の最新翻訳機モデルが先日の医学・化学分野などの英日翻訳で精度95%を達成したのに続き、法務分野の英日翻訳でも精度95%に到達したと発表。

機械翻訳の精度は昨年のニューラルネットワーク方式の登場を機に劇的に向上していると言われていますが、専門用語の分野で人間が機械かわからないレベルまでの精度を実現したロゼッタ。WOVN.ioでもロゼッタと連携し「WEBサイト1文字1円翻訳」を提供予定ですが、こちらの精度95%の機械翻訳リリースも見逃せません。

 

実名制Q&AサイトのQuoraが日本進出、「量より質」を機械学習で担保

(ITPro)

米Quoraは2017年11月14日、実名制の質問・回答サービス「Quora」日本語版の提供を始めた。Quoraは著名人や専門家が経験や知識を生かして回答するのが特徴で、言語ごとにQ&Aのデータベースを分ける地域・言語特化型のサービス。
質問と回答、およびそれに対する評価を機械学習の教師データとして利用し、マッチングの精度と回答の質を向上させる仕組みだ。

ヨーロッパ圏に続いて6番目の言語となる日本語。アプリを国際化する際は1つ1つその言語毎に開発をしているのか非常に興味深い。また機械学習の精度も要チェックです。

 

Tech Summit講演の英語字幕、日本語認識は国産ソフト「AmiVoice」を使用

(ASCII.jp)

日本マイクロソフトが11月8日~9日に開催した開発者向けイベント「Microsoft Tech Summit 2017」では、講演の日本語音声をリアルタイム機械翻訳して英語字幕を表示していた。もちろん翻訳エンジンはマイクロソフト自慢の「Microsoft Translator」を使っているのだが、日本語音声認識の部分は国産のサードパーティー製だ。

音声認識エンジン「AmiVoice」はリアルタイムに翻訳結果を返す仕組みで、富士通SSLの独自技術とのこと。イベントでは固有名詞などを事前に辞書登録をして精度がかなり高かったということで、裏を返せば固有名詞以外はほぼ機械翻訳でフォローできているという点に注目しました。

 

WEBサイト多言語化「WOVN.io」がお届けしました。
次週もお楽しみに。

 

 

 


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