「WOVN.io ってどういう仕組みなの?」というお問合せをよくいただきます。そんな疑問を解消するべく、ここでは一番シンプルな公開までのフローになりますが、具体的にどのような手順を踏むのか、わかりやすく説明したいと思います。
まず「Web サイト多言語化ソリューション WOVN.io って何?」と思われた方はTips#1 でご紹介していますので是非ご覧ください。
目次
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- 多言語ページ公開までの「3ステップ」とは?
- ステップ1:WOVN.io に「どの Web サイトを多言語化したいのか」覚えさせよう
- ステップ2:ページごとに翻訳しよう
– 翻訳手段は4つから選べる
– 編集方法はリスト形式かライブエディター
– 用語集を使ってみよう - ステップ3:WOVN.io を対象 Web サイトに組みこもう
– 1番シンプルな ”タグ方式”
– 海外 SEO に対応 ”ライブラリ方式”
– WordPress で利用可能な “プラグイン方式” - まとめ
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多言語ページ公開までの「3ステップ」とは?
WOVN.io であれば3つのステップを踏むことで、今あるWEBサイトを多言語対応することができます。具体的なステップは下記の通りです。
①WOVN.io 管理画面に対象サイトの URL を登録
②ページごとに翻訳
③対象サイトに WOVN.io を導入
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
ステップ1:WOVN.io に「どの Web サイトを多言語化したいのか」覚えさせよう
まず行うことは「対象の Web サイトの URL を登録」することです。これはWOVN.io に「どの Web サイトを何語で公開したいか?」を設定する作業になります。
① ”+新規プロジェクト”ボタンを押す
② プロジェクト名・対象 Web サイトの URL・サイトの元言語・ターゲット言語の入力
例えば、「○○コーポレートサイト」https://△△△△△△△△△ 日本語→英語、中国語、韓国語といった具合に入力していきます。
③ ”完了”ボタンを押す
これでステップ1は終わりです。
ステップ2:ページごとに翻訳しよう
ステップ1で「プロジェクト」が作成されました。次はページ毎に見ていきます。ページとは URL 単位になっていて、例えば下記のようなイメージです。
https://△△△/about
https://△△△/shop
https://△△△/support
WOVN.io では、対象 Web サイトの「テキスト・画像・タグ」情報を取得してきます。
テキスト:文字要素
タグ:メタタグ・Alt タグ
画像:ロゴ・背景・アイコン・その他画像(JPG・GIF・PNG)
このうち画像だけは、対応したい言語に合わせたものを別途用意する必要があります。
– 翻訳手段は4つから選べる
テキスト・タグに関して、4つの翻訳手段から選択できます。ニュアンス・ポリシー・予算などを考慮し適切な手段を選択しましょう。
①機械翻訳
②人力翻訳
③プロ翻訳:1文字5円〜 ワンクリックで発注可能
④WOVN 翻訳:ページごとのレイアウトや文脈を考慮した、Web 特化型の翻訳
どの翻訳手段にしようか迷われる方は、こちらの「意外と知らない?機械翻訳と翻訳家の違い。コンボで最強!」の記事も参考にしてみてください。
– 編集方法はリスト形式かライブエディター
翻訳の編集方法は2通りあり、エクセルのように1列目に元言語・2列目に翻訳文を入れていく「リスト形式」と、サイトの見た目のまま該当箇所をクリックして翻訳編集を行う「ライブエディター」があります。
「ライブエディター」のメリットは、翻訳文書が長くなった際に発生するサイト上でのレイアウト崩れなどを、文字の大きさを調整し、修正することができます。また、サイト全体のイメージを考慮して翻訳できたり、置き換える画像の位置を確認しながら作業することも可能です。
是非両方試してみて、使いやすい方法を探ってみてください。
-用語集を使ってみよう
どの翻訳方法を選択するとしても便利なのが「用語集」です。用語集とは単語辞書のようなもので、固有名詞などをあらかじめ登録しておくと Web サイト内の表現を一律に揃える事ができます。
用語集について詳しくはこちらのサポートページもご覧ください。
ステップ3:WOVN.io を対象 Web サイトに組みこもう
残すところ作業自体もあと1つになりました。
最後のステップ3は、WOVN.io と対象 Web サイトをドッキングする作業です。実際の Web サイトに WOVN.io を組込むためには、サイト管理者やエンジニアの手を借りる必要があります。
その方法も3つあるので、順番に説明していきます。
①1番シンプルな ”タグ方式”
②海外 SEO に対応 ”ライブラリ方式”
③便利な “プラグイン方式”
①1番シンプルな ”タグ方式”
タグ方式のいいところは、なんと言っても簡単でスピーディーなことです。海外SEO が不要で、外国語検索などで検索エンジンにヒットさせる必要がなければ、こちらが断然おすすめです。
対象 Web サイトの HTML の head タグ内に、1行の WOVN タグを挿入します。作業としてはコピー&ペーストで終わりですので、とっても簡単です。
また、CMS(JimdoやTumblrなど)へのタグ挿入方法はこちらをご覧ください。
②海外 SEO に対応 ”ライブラリ方式”
いやいや、外国語検索にもヒットしなければ意味ないよ、という方には”ライブラリ方式”をおすすめします。
WOVN.io では、Ruby や PHP などの開発言語毎に「ライブラリ」をご用意しております。まずは対象のサイトの「開発言語とバージョン」をご確認ください。
対象のライブラリをダウンロードしていただき、それを対象サイトのサーバーにインストールすることで、Web サイトを海外 SEO 対応が可能となります。
詳しい導入方法はこちらをご覧ください。
③WordPress で利用可能な “プラグイン方式”
もし対象サイトが WordPress だった場合に、迷わず試していただきたいのがこの”プラグイン方式”です。ライブラリ方式と同様に海外 SEO にも対応していて、尚且つ導入はとっても簡単です。
WordPress にログインし、プラグインの「追加」をクリックし、検索ボックスで「WOVN」と入力してください。
ここで WOVN.io のプラグインをインストールして「有効化」をクリックし、設定を行うだけです。詳しくはこちらをどうぞ。
まとめ
以上が WOVN.io の基本的な仕組みとなります。
WOVN.io では、導入前のプランニングから多言語化システムの導入支援、導入後の運用最適化までトータルサポートをしております。
ご意見やご不明点がございましたら、こちらから
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使えば使いこむほど、便利な機能を発見できる WOVN.io ですので、Tips #3もお楽しみにしていてください!
以上、WOVN.io がお届けしました。