カタカナEnglish :テンション&Tension


これって同じ意味?日本と英語で意味が異なる単語を紹介する「カタカナEnglish」。
毎週火曜日に配信します。

テンション&Tension

今週は「テンション」と「Tension」です。
日本でテンションは「ハイテンション」や「テンションが上がらない」など、気持ちや気分を表す意味で使われます。
英語で「Tension」は緊張状態や張力のことををさします。日本でも、糸をピンと張ることを「テンションをかける」と言いますね。
「ハイテンション(high tension)」と言うと、英語では「すごく緊張状態にあること」や「高電圧」の意味になりますので気をつけましょう。英語でハイテンションにあたる言葉は「hyper」や「Exciting」となります。

なぜこのような意味になったか?

様々な由来がありますが、1つにギター用語の「テンションコード」からきていると言われています。
このテンションコードは不協和音を協和音に変えて安心させたり、単調な音の反復で曲の雰囲気を盛り上げたりするときに使います。ミュージシャンはライブなどで会場を盛り上げる際に「テンション(コード)を上げる」と使っていたそうです。
「テンション上げていこう!」と演奏者同士で声をかけ、音楽が盛り上がって会場にいる観客も盛り上がる。その結果「テンション上げていこう!」=「盛り上がっていこう!」となったと言われています。

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