グローバル展開したい方必見!越境ecの始め方


海外に事業を展開しようとしている方は「越境ec」という言葉をどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。越境ecとは、その名の通りインターネットを活用して海外で商品を販売することです。現地で直接出店する必要がないため、比較的低コストでグローバル展開することができるうえ、発展途上国などでインターネットの利用者が世界的に増加していることも追い風となり、市場が急拡大しています。

しかし、越境ecの始め方にはいくつか注意点もありますので、よく検討した上で行うようにしましょう。

 

越境ecならではの注意点

越境ecを始める際には、国内を対象とした電子商取引と異なる注意点がいくつかあります。
例えば「言葉の問題」や「決済方法の問題」です。「言葉の問題」は海外の消費者を対象とする場合は当然かもしれませんが、ターゲットとした市場に対応した言語でサイトを作成する必要があります。
市場規模については後述しますが、「英語だけ対応していれば大丈夫」という考え方では、巨大な中国市場を手放すことになってしまいますので、中国語の対応については検討した方がよいでしょう。ただし、対応する言語が多くなればなるほど、翻訳にかかるコストは高くなるということも忘れてはいけません。

また、決済方法についても注意が必要です。日本と異なり、クレジットカードがあまり使われていない地域もあります。そのような地域では、銀行振り込みが使われていることが多いのですが、仮にクレジットカード決済に対応していても、カード詐欺などの被害に合うリスクもありますので、よく調べた上で検討しましょう。

 

越境ecを行うべき理由とは

しかし、なぜ越境ecが普及しつつあるのでしょうか。

海外展開を考えている事業者が越境ecを行うべき理由は、海外の市場規模が非常に魅力的だからです。日本国内の人口は少子高齢化の影響もあり、年々減少しています。また、国内のインターネット利用者は約8割といわれており、これ以上の増加はあまり見込めない状況となっているのです。そのため、これ以上日本でインターネットを利用したec事業の売り上げを伸ばすことは難しく、競争も激化すると予想されています。

それに対して、海外には人口が増加している国や、経済発展に伴ってインターネット利用者が増えている国もあります。世界でインターネットを利用している人は約30億人ともいわれており、今後も増えると予想されています。
また、今後経済発展が見込まれる国は、これから急速に越境ecが普及していくことでしょう。日本では現在あまり有名でない店舗でも、そのような国へいち早く展開することで大きなシェアを獲得することができる可能性が広がるのです。

 

越境ecの市場規模とは

このように、越境ecには非常に大きなビジネスチャンスがあるといえますが、実際に市場規模も急速に拡大しています。越境ecを利用した世界的な取引額は、2014年にはインターネット通販全体の15%程度でしたが、2018年には24%、2020年には29%まで上昇すると予想されているのです。

また、経済産業省が平成28年6月に公表した、平成27年の電子商取引に関する市場調査によると、日本国内の消費者が中国、及びアメリカから越境ecを利用した購入額は2200億円(前年比6.9%増)でしたが、中国の消費者が日本及びアメリカから購入した購入額は1.6兆円(前年比32.7%)となっています。

また、平成27年から平成31年の間に中国の市場は約2.9倍まで拡大することが試算されており、これはアメリカの約1.6倍、日本の約1.5倍と比べると非常に大きいことが分かります。この試算はあくまで、日本、中国、アメリカの3か国を対象にした数字でしかありません。これに加えて、東南アジアなどの国では日本製品に対する評価がとても高い国もありますので、そういった国も含めると越境ecの市場規模は非常に大きなものとなっていくのではないでしょうか。

【参照URL】http://www.rakuten.co.jp/ec/environment/promo/kaigai/ http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/h27release.pdf

 

失敗しないための越境ecの始め方とは

先ほど注意点で述べたように、越境ecを行う際にはリスクもあります。せっかく始めた越境ecを失敗させないためには、どのようなことに気を付けて始めたらよいのでしょうか。

ここで重要なのは、越境ecの始め方には大きく分けて2通りの方法があるということです。
一つは「自社のサイトを越境ecに対応させる」という方法で、もう一つは「越境ecを行っているモールを利用する」という方法があります。 越境ecを行う際には、先ほど述べた注意点の他にも、「日本国内から発送するか、現地に倉庫を作ってそこから発送するか」といった物流の問題や、安全規格などの「日本国内では合法でも、海外では違法」といった法律の問題といったなかなか難しい問題もあります。
自社だけで対応できるような企業であれば、コストも少なくてすみますし、自由度も高く、迅速に動けるというメリットを活かせるので問題ありません。しかし、自社だけで対応することが難しい場合には、そのようなecモールの活用を検討してみましょう。初めて越境ecに取り組む企業に対してさまざまなサービスが付いています。

 

まとめ

越境ecには非常に大きな魅力があり、今後も成長を続けていく販売方法だといわれています。「日本国内の市場に大きな成長が見込めないこと」、「経済のグローバル化が進んでいくこと」などを考慮した場合に、一つの戦略として視野に入れておくべき方法ではないでしょうか。

越境ecを始めるためには色々なリスクがありますが、普及に伴って多様なサービスも始まっていますので、取り組むためのハードルは低くなっています。色々なサイトを比較検討して、自社に合ったサービスを選ぶようにしましょう。

 

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