2018年1回目のWeekly Roundup。
「多言語化・翻訳・テクノロジー」に関するニュースをWOVN.ioチームがピックアップ。毎週金曜日にお届けします。
今年も宜しくお願い致します。
クラウド翻訳の革命児、Gengoが考える次の一手
(ニュースイッチ)
東京・渋谷を拠点に、クラウドソーシング(ネットを介した不特定多数への業務委託)による翻訳サービスを世界で展開するユニークなベンチャーがある。Gengo(東京都渋谷区)は、翻訳者約2万1000人を抱え、37カ国語に対応。現在は人力で行っている業務に、機械翻訳などを組み合わせた新サービスの開発も視野に入れる。
クラウド翻訳といえばGengoの活躍は著しいですが、新サービスの開発というのは気になるところです。
機械翻訳の技術向上により、機械翻訳の内容を人力で修正していく「ポストエディット」という翻訳方法は時間も費用も抑えられると注目を浴びています。今でも十分に低価格のGengoの次の一手に注目したいです。
ニュージーランド航空、多言語対応めざしGoogle「Pixel Buds」を活用
(Fly team ニュース)
ニュージーランド航空は2017年12月26日(火)、40言語をリアルタイムに翻訳できるGoogleのBluetoothイヤホン「Pixel Buds」を活用し、カスタマーサービス分野で試行を開始したと発表しました。この分野での使用は、初の事例となります。
Googleの翻訳イヤホンが航空業界で利用されたのは初めてとのこと。
デジタルの取り組みに積極的なニュージーランド航空なだけに、今後の動きが楽しみです。
スマホにAIが降臨、進化に弾み VRは「独り立ち」へ
(NIKEEI STYLE)
17年は音声入力をはじめとする機械翻訳が精度を大きく上げて話題になった。この点で僕が期待しているのは、言葉のテキスト化だ。話している言葉を他の言語に翻訳できるのだから、その言葉をテキスト化することもできるはず。たとえば2人が話している間に置いておけば、会話を自動的に文章にしてくれる機械。スマートスピーカーを使っていると、それが実現するのも遠くない気がする。取材で人の話を聞くのが仕事のマスコミだけでなく、ミーティングの記録や議事録作りにニーズはあるのではないか。
ジャーナリストの津田大介氏は2018年に注目する技術の1つに「翻訳」を挙げた。
入力が音声の自動翻訳には、音声をテキスト化しそれを翻訳する工程があるはずなので、それをテキストにてアウトプットすることは今の技術で難しいことではないと思います。様々なシーンで活躍が期待できそうです。
WEBサイト多言語化サービス「WOVN.io」がお届けしました。
次週もお楽しみに。