Weekly Roundup #5 〜翻訳AIの進化でこれ以上の英語学習は不要?〜


12月3回目のWeekly Roundup。
「多言語化・翻訳・テクノロジー」に関するニュースをWOVN.ioチームがピックアップ。毎週金曜日にお届けします。

翻訳AIの進化でこれ以上の英語学習は不要?

(日経ビジネスONLINE)

今、AI(人工知能)の時代ということで、自動翻訳の世界でもニューラルネットワークを使うのが主流になっています。人間の脳の働きを機械に置き換える、深層学習とも言われるものですね。例えば、日本語で「あ、い、う」と言ったら、英語で「A、B、C」になりますよといった翻訳例文をどんどん覚えてさせていくと、少しずつ賢くなっていきます。
時々重要な単語が抜け落ちてしまうという、ニューラルの典型な誤りです。それが今、大きな課題になっていて、世界中の研究者がこの問題を解決すべく競争しています。

NICTフェロー・隅田英一郎氏のインタビュー記事ですが、興味深いのが昨年ニューラルの機械翻訳を発表した米グーグルのインパクト、しかし誰もがグーグルのようなクラウドサービスを使うわけにはいかないという点です。グーグルはその翻訳データを更に精度向上に活用しています。世界中で使われているサービスだからこそ、そこに集まるビッグデータは翻訳エンジンを開発する会社としては宝の山に見えるでしょう。しかし日本の国立研究所としては、公にデータを公開できないビジネスニーズにもしっかりと対応する必要があると考え、ニューラルの翻訳エンジンを開発したそうです。

 

日産とDeNA、無人自動運転の新交通サービス提供へ、専用アプリで観光ルート選択などインバウンド需要も

(TRAVEL VOICE)

日産自動車とディー・エヌ・エー(DeNA)は、2017年1月に発表した無人運転車両による共同開発中の新交通サービスについて、2018年3月5日から実証実験を開始する。
専用のアプリで目的地の設定と配車、支払いを行ない、目的や気分に合わせたおすすめの観光ルートなど、行き先の選択も自由にできるようにする。また、遠隔管制システムで、無人運転時のサポートを行なうほか、訪日外国人の利用を見込み、多言語対応も予定する。

無人自動運転が観光ルートを案内してくれる、その専用のアプリが多言語化されれば、インバウンド旅行客の交通の便は更に向上することが期待されそうです。対応言語毎におすすめの観光ルートの優先表示が変わると、ユーザーはもっと嬉しいかもしれません。

 

日立情報通信、多言語対応の通話内容をテキスト化する音声認識システム

(マイナビニュース)

日立情報通信エンジニアリングは、通話内容をテキスト化する音声認識システム「Recware/SA(レックウェア-エス・エー)」を多言語対応し、12月15日から販売開始すると発表した。言語対応は、日本語、英語(米国)に標準対応し、その他は個別対応となる。

ニュアンス・コミュニケーションズ社の「Nuance Transcription Engine」を音声認識エンジンとして新たに採用し、英語対応オペレーターの業務効率化支援として、通話内容をリアルタイムでテキスト化することができるそうだ。今後対応言語を増やしていく予定で、これは言語により音声認識の精度に違いが生じるものなのか興味深い。またその言語のオペレーターがいることが前提なので主要な言語に限られてくるかもしれません。

 

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次週もお楽しみに。

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