最小限の機能しか搭載していないソフトウェアに付加価値を与えるアドオン、アドイン、プラグイン。MediaPlayerなどその代表的な例については既に馴染みのある機能となっているものの、アドオンなどについて深く理解している人は多くはないようです。そこで、アドオンとプラグインの違いから、アドオンなどを無効化する方法を紹介していきます。上手くアドオンなどを使いこなすことで、今まで以上にパソコンの操作がしやすくなるはずです。
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プラグインとは
ユーザーの数だけソフトウェアに求める内容は異なり、そのすべてに応えることはできません。そこで役立つのがプラグイン(Plug-In)です。プラグインとは、インターネットブラウザなどで用いられているプログラムの一種で、特定のソフトの機能を拡張する機能です。
プラグインを使用すれば、ソフトウェアのバージョンアップを待たなくても、自分のニーズに応じて機能を追加することができます。プラグインはムービー系、サウンド系、テキスト系などさまざまな種類のものがあり、たとえばWeb画面をキャプチャして保存したり、特定の種類のファイルだけを検索したりするプラグインがあります。
WindowsのMediaPlayerやAdobeのFlashPlayerもプラグインの一種です。プラグインは、ソフトウェアとは別のものなので、特定のプラグインをダウンロードしなければソフトウェアが動かないといった事態は起こりません。逆に注意しなければならないのはプラグインの過度な導入です。プラグインが互いに影響し合うことにより、不具合が生じることがあります。
プラグインとアドオンとアドインの具体的な違いとは
アドオン(add-on)やアドイン(add-in)とは、アプリケーションの機能を追加する目的で作成されているソフトウェアのことです(アドオンとアドインはほぼ同じ意味の用語です。強いて言えば外から付着させるもの(on)か、中にあるもの(in)かという違いがあります)。
たとえば、インターネットエクスプローラー用のツールバーやExcelの統計解析、作図などのソフトがアドオンにあたります。アドオンなどを日本語に訳すと「拡張パッケージ」となり、拡張機能やテーマ、プラグインを含む広い概念の用語です。アドオンの仕組みは、アプリケーションごとに異なっており、DLLやCOMを用いるものもあります。なお、アプリケーションと連携して動作するものの、その外にあるものはアドインソフトではありません。
各ブラウザのプラグイン・アドオン・拡張機能を導入する方法とは
最新のブラウザには、標準状態で役に立つプラグインがいくつかセットされています。ほかのプラグインは専用のサイトからダウンロードしたり、パソコン雑誌に付属しているCDからインストールしたりして入手します。ホームページを閲覧していると、必要なプラグインのインストールを求められることもあります。このとき、設定によっては外部サイトからアドオンをダウンロードできませんので、信頼できるサイトであれば設定を変えましょう。
一方、アドオンを追加する方法もプラグインの導入方法とほとんど変わりませんが、ソフトウェア本体がアドオンの導入を前提として設計されている必要があります。たとえば、アドオンの内部情報に記されたバージョンと一致しないソフトウェアを用いると「アドオンに互換性がない」旨のエラーメッセージが表示されることがあります。この場合には、別の拡張機能を用いるかバージョンを合わせる必要があります。また、ほかのアドオンが干渉してダウンロードできない可能性もあるので、この場合にはセーフモードを利用すると良いでしょう。
各ブラウザのプラグイン・アドオン・拡張機能を無効にする方法とは
アドオンなどはさまざまな機能を取り入れて使いやすくする一方、メモリやCPUを使用し、動作が重くなるとのデメリットがあります。加えて、互換性の問題が生じることもあります。このため、使用しないアドオンなどについては無効にしておいたほうがいいと言えます。 インターネットエクスプローラーを開いたら「ツール」ボタンを押して「アドオンの管理」をクリックします。次いで「表示」から「すべてのアドオン」を選び、無効にするアドオンを選び、無効化します。
Google Chromeを使用している場合には、右上のメニューアイコンから「その他のツール」を選択し、「拡張機能」から新しい「オプション」タブを開きます。「有効にする」のチェックを外せば拡張機能はオフになります。 すべてのアドオンを無効化できるわけではなく、パソコンが正しく動作するのに必要なものもあります。
プラグイン・アドオン・アドインの具体的な使用方法とは
プラグインはさまざまな人が世に出しているものなので、ダウンロード後の使用方法はそれぞれのサイトなどを見るのが確実です。一括して管理する方法としては、プラグインマネージャーなどを用いて有効・無効を切り替える方法があります。 公式サイトによるバージョンアップを待たなくても使い勝手の良いように改良していけるのがアドオンなどの魅力です。重くし過ぎないように気を付けながら、アドオンを選んでいくと良いでしょう。
※1 【affilabo.com】プラグインの導入しすぎと不具合の危険性https://affilabo.com/wordpress/4865/