新たな取り組みを、世界に知ってもらうために ~ホームページの英語化で、オーケストラの差別化を推進~

  • 課題

    - 海外での新日本フィルの認知度を向上したい

    - 日本にある他のオーケストラとの差別化を図りたい

    - 更新に作業負荷のかからないシステムを求めていた

  • 解決策

    - WOVNのサポートで作業負荷をかけないサイト運用を実施

  • 結果

    - 英語対応の安定稼働を実現

    - 手厚いサポートで作業負荷を大幅に削減

「一緒に音楽をやろう!」1972年、指揮者・小澤 征爾氏のもと、楽員による自主運営のオーケストラとして創立以来、優れた企画と充実した演奏で好評を得てきた新日本フィルハーモニー交響楽団(以下、新日本フィル)。導入当初は無料版としてご利用いただいていましたが、WOVNのサポートや安定稼働を評価いただき、有料版へアップグレードを行ったというお話をお伺いしました。

歴史あるオーケストラとして、新たな取り組みを進める新日本フィル

新日本フィルは、世界的な指揮者・小澤 征爾氏のもと1972年に設立され、もうすぐ50周年を迎える歴史のあるオーケストラです。現在の音楽監督(4代目)はドイツでキャリアを積んだ上岡 敏之氏です。また、世界的に評価の高い久石 譲氏が9月からComposer in Residence and Music Partnerに就任することも、国内外の音楽ファンから注目されています。

最近では、「テレワーク部」と称して楽団員が自主的にYouTubeで演奏動画を配信しています。動画をきっかけに、これまでクラシック音楽ファンでなかった方にも演奏を聴いていただく機会が増えました。特に『テレワークでパプリカやってみた』等は、それまでは「生」のコンサートがメインだったクラシック業界の中でも、かなり早い時期の取り組みだったのでかなり注目されましたね。

その他にも新たな取り組みとして、KDDIとKDDI総合研究所が提供する『新音楽視聴体験 音のVR』アプリで、新日本フィルと東京混声合唱団によるVR体験できるリモート演奏の配信もスタートしました。https://www.njp.or.jp/news/18300

グローバルプランを展開するための英語化

ホームページの英語化を決めた理由は、新日本フィルがもうすぐ50周年を迎えるにあたり、より海外の方の認知向上を図りたいことと、海外にもファンの多い久石 譲さんが公式パートナーになったことがあります。海外の方へのアピールが成功した先には、インバウンドツアーをはじめとするグローバルなプランを展開していけたらと考えています。その結果、逆輸入的に国内での評価を高めることにも繋がればと期待しております。

そこで、まず最初は英語での情報発信をきちんとやりましょう、となりました。久石さんはアニメの影響もあって、中国やフランスでも人気が高いですが、まずは英語での情報発信を定着させてから、中国語やフランス語の言語も展開していこうと思います。

無料版からのアップグレード、決め手はWOVNのサポート

WOVN.ioはもともと2018年から無料版を利用させていただいていました。私が入社した頃にはすでにWOVN.ioの導入が完了していたので、当時の選定理由は分かりません。ですが、有料版に切り替わるタイミングで今一度他サービスとの比較検討を行いました。検討の結果、やはり継続してWOVN.ioを利用させていただくことになりました。

決め手はWOVNさんのサポートですね、そこが大きかったです。無数にあるプラグインの設定などを自分で調べて作業するには負荷が大きすぎましたので、サポートいただけてすごく助かりました。また、何年かWOVN.ioを使ってきた中で、とくにコンフリクトもなく、スムーズに動いていた点もいいと思いましたね。海外からのアクセスはこれから伸ばしていけたらと思います。

また、ライブ配信をして思ったのが、海外からのチケット購入の部分がまだ整備できていないなと。例えば、海外にいるオーケストラメンバーの知り合いにライブ配信を見ていただきたくても、英語化されていないのでできなかったりということもありました。今後は、チケット購入の部分も今後多言語化を進めていきたいですね。

差別化を図るために、ホームページの英語化は“特別”ではなく“当たり前”のこと

例えば、普通の日本人がイギリスのオーケストラを見たときに、これはロンドンフィルなのか、ロンドン交響楽団なのか、はたまた他のオーケストラなのかという違いが分からないですよね。それはたぶん東京にある9つのオーケストラを見ても同じです。海外の人から見てみたらどれも似たりよったりでどれがいいのかわからない。

新日本フィルはこういう音楽を作っていて、素晴らしい指揮者がいて、ライブ配信・リモート演奏といった様々なツールがあって、と差別化を図るための情報を日常的に発信することがマストであると考えています。ですから、英語化するということは特別なことではないと思っています。今後は英語化したホームページを活用して、どうしたらより海外の方が新日本フィルに興味をもっていただけるのかを考えていきたいです。

コロナ禍でもこうやって音楽を届けることができているのは、新日本フィルの演奏を聴いてくださり、ご支援くださるお客様がいるからこそです。今後もぜひ、機会があれば、会場へ足を運んで、またライブ配信で演奏を聴いていただきたいと思います。

※私たちWOVN広報も、新日本フィルの「テレワーク部」の演奏を聴き、“交響楽団”からイメージされるものとはまた違った印象を受けて驚いたとともに、コロナ禍にとっても元気をわけてもらいました!https://www.youtube.com/watch?v=dx5bDO5dNmM

(2020年8月)

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