“外国人と働く”という、新しい当たり前を作りたい ~ホームページの魅力を整えるため、多言語対応でご提案の幅を拡大~

  • 課題

    - 外国人を採用したいという企業様が増えてきた

    - 多言語対応を自社開発で行うことはハードルが高かった

  • 解決策

    - 多くの国の外国人に情報を届けられる、対応言語数の幅広さ

    - 日本語で修正した情報を、リアルタイムに多言語に対応できる

  • 結果

    - 外国人採用に関する中長期の取組を提案して営業の幅を広げることに繋がった

    - 今後外国人採用を強化する企業様に導入いただいた

新卒・転職・アルバイトをはじめとする人材情報サービスに加え、ウェディングや農業などさまざまな情報サービスにも事業を展開しているマイナビ。今回、アルバイト・中途採用の応募者管理システム「Entry Pocket(エントリーポケット)」と WOVN.io で多言語対応の連携を行いました。多言語対応によって企業様への提案の幅を広げることに繋がったというお話をお伺いしました。

アルバイト領域における、企業様の課題を解決する

田澤:
私はマイナビバイトの採用支援部で、東日本エリアの責任者を務めています。採用支援部は、アルバイト領域における企業様の様々な採用課題に対して、求人広告以外の方法で解決していくことを提案しています。東日本エリアの責任者をしながら、プレイングマネージャーとして帯広、旭川、埼玉、栃木のエリアを担当しているので、旭川エリアの営業担当である井上とはよく同行することがあります。

井上:
私は、マイナビバイトの求人広告を扱う部署の中で、主に北海道、旭川市近郊エリアを担当しています。基本的には企業様が抱える採用課題、採用戦略の実現に向き合いながら課題の発見から解決までを担当しております。企業様が抱える採用課題によっては、Web 商材以外のポスティングちらしのご提案から、採用ホームページ作成のご紹介も行っております。

エントリーポケットは、単なる求人広告ではなく、ホームページの魅力を整えることをお手伝いする

田澤:
マイナビは、”いい情報を興味ある人に届ける”ことがお仕事です。求人のイメージが強いですが、その他にも不動産や観光、ウェディング、最近は農業など、色々なサービスの情報を興味ある人に届けるということを行っています。その中で、今回 WOVN さんと連携を行った『エントリーポケット』は、アルバイトや中途社員として働きたい方へ情報を届けるサービスです。

エントリーポケットは、求人広告のあり方が変わってきたことがきっかけとなりできたサービスです。というのも、これまでの応募の流れは、マイナビに掲載されている求人広告の中から気になるお仕事を見つけ、その場で応募する、というのが主流でした。ですが今は、マイナビで気になる求人広告を見つけ、一度応募先企業のホームページを見た後に応募をする、というように応募者側の動向が変わってきているんです。

求人広告というのは、やはり単発的に魅力が伝わればいいものですが、ホームページはそうはいきません。モテたい人が髪型や身なりを気遣うように、求人もまずは自社の魅力を整えることが大事なんです。求人広告に費用をかける企業様はいますが、どれだけ広告を打ったとしても、ホームページで魅力を伝えられていなければ、応募する側も不安に思ってしまいます。

なので、求人広告を打つのであれば、しっかりホームページも整えましょうという話をしています。その際に、マイナビのノウハウを使ってホームページをリニューアルをしませんか、というのが私が扱っているエントリーポケットになります。

ただ、漠然とした魅力では刺さらないので、ご提案の際に一番大事にしているのは、”情報を誰に届けたいか”です。例えば、スーパーで主婦(夫)のパートさんを募集する場合は、お買い物で社員割引があります、という内容を押し出したりします。なので、ターゲットを決めてからその内容をつくるというのはかなり大事にしています。

 

外国人がいい、という採用する側の意識の変化

田澤:
多言語対応の計画は数年前から挙がっていました。日本は今労働者不足の市場なので、外国人採用のニーズが増え、外国人労働者が確実に無視できないターゲットに年々なってきています。

それと、採用側の意識が変化してきました。外国人は言葉も通じにくく、パフォーマンスが低いと思っていた企業様が、実際に採用してみると全然そんなことないということに気づくことがあるんです。むしろ異文化の風が入ってきて職場が盛り上がったといった声もありますし、国籍は本当に関係なくなってきているな、と感じます。外国人でいい、というよりも、外国人がいい、という求人へ意識が変化したのが肌感として感じられるようになりました。

なので、多言語対応のお問い合わせはずっときていましたね、正直。ただ、なかなか自社開発はハードルが高く、WOVN さんと連携するまで、踏みとどまったというか、追い付かなかったというところですね。

WOVN.io 導入の決め手は、幅広い対応言語数とリアルタイムで修正が反映されるところ

田澤:
WOVN.io の導入の決め手になったのは、大きく二点あります。
一つ目は、対応言語数の幅広さ、二つ目は、日本語で修正した部分の翻訳が多言語サイトでもリアルタイムに反映されるところです。求人原稿は、月に何回も手入れをして、待遇やお仕事内容を細かく修正するので、リアルタイムで反映できるというところがよかったですね。

エントリーポケットは業種を問わず、また対象エリアも都心から地方まで幅広く様々な会社さんが使うので、幅広い言語に対応できて、最新情報が常に翻訳されている、というのが WOVN さんを選ばせていただいた基準になります。様々なサービスを調査しましたが、最終的に導入の可能性があるという判断まで至ったのは、WOVN さんだけでした。

実際の導入を担当した制作チームに導入時の作業についてヒアリングをしたところ、初めて扱うタイプの製品だったので、最初設定についてとまどう部分はあったようですけれども、慣れてからは作業が簡単にできました、と言っていました。

サポートについても、WOVN さんのカスタマ―チームと何度もお電話やメールなどでやり取りをしてすごいお世話になったみたいで、とても感謝していました。

多言語対応により、お客様へのご提案内容の幅を拡げることが可能に

井上:
今回エントリーポケットの多言語対応を行った西川食品様は、提案が進む中で、”実は外国人採用を積極的に行っていきたい”という話を西川社長からいただきました。
富良野の労働人口は現在1万人前後、旭川市でも15万人前後といわれている市場感ではあったので、それらのエリアで日本人だけを採用していくというのもなかなか厳しい状態だったんです。

そこに、ちょうどベストなタイミングで、今回のエントリーポケットの多言語対応がリリースされてたので、多言語対応も含めて提案をさせていただき、実際に導入してみようとなりました。

導入いただいた西川食品様コメント
「富良野の労働人口も減ってきている中で、外国人採用の強化には前々から注目しておりました。今回はマイナビさんのほうから、自社採用ホームページからの採用手法のご提案をいただきまして、その際に多言語化のご提案も一緒にいただいたのが多言語対応のきっかけとなります。

実際に多言語化をしてみて、誰しもが予測しえなかったコロナウイルスの影響もありまして、外国人求職者さまのご応募は現時点はございません。ただ、富良野のリゾート地としての価値は年々高まっております。外国人からの注目もコロナに関係なく高まっているため、この状況から半年後、一年後のアフターコロナの世界において、アジア、世界にアピールしていくという意味でも、多言語化は継続していかなければと考えております。」

(株式会社 西川食品 社長様)

井上:
WOVN さんと業務提携をさせていただいたことで、営業としての提案の幅は間違いなく広がりました。前提として、エントリーポケット用の自社採用ホームページと、その多言語対応の両方をご提案するとなると、中長期的な採用計画を立案しなければなりません。そしてその中長期的採用計画を、きちんと企業様にご理解いただく必要があります。

実は、アルバイト・パートの採用計画は、基本的にはスピード重視で、最短で採用していきましょう、という提案がメインになっていましたが、これからは中長期的な提案もできるようになったという意味で幅を広げられたと感じています。また外国人の求職者に対して、違った角度での訴求方法があるという点もお伝えできるようになったので、そういった意味でも大きく広がったのかなと感じます。

“外国人と働く”という、新しい当たり前を作っていきたい

田澤:
求職者と企業様をマッチングさせることがマイナビの、そして僕のセクションの仕事なので、マイナビにお願いしたいけど、コストがかかるから依頼できないとか、今依頼しても応募がなかったらどうしよう、という企業様の不安要素は無くしていきたいと思っています。
そういった企業様に対して、最善の求人手法やプラン、タイミングなどを提案していくのが僕らがやるべき仕事だと思っているので、コロナの感染拡大に関わらず、やっていることは特に変わってないかなと思います。

ありがたいことに、エントリーポケットの導入企業数は1,000社を超えてきました。これまでは導入いただいた企業様に多言語化というお話ができてなかったので、そこに外国人採用のお話をしていけば、多言語化を検討してくださる企業様は増えていくと思っています。

井上:
旭川市内の国籍別の外国人人口を調べたときに、全体の3割を占めるほど圧倒的に住んでいるベトナム人の方が多かったんですよね。なので、ベトナム語だったり、他にも大勢いる韓国語や中国語といった言語の対応が今後必要になってくるというのは感じます。

業界で言いますと、今後は土木・建築、介護職に多言語の提案をしていきたいですね。すでに土木・建築系業界からは、外国人を採用したいという声を多くいただいているので、これから圧倒的に需要が伸びていくんじゃないかなと思います。

今までは、求人広告を出せばすぐに人が集まるという状況でしたが、地方では、一年近く求人を出したとしても一人採用できるかできないかの温度感なので、外国人とマッチして一緒に働いていきたいと思われている企業様には提案させていただきたいなと思っています。

ただ、どうしても外国人採用はまだまだ難しいと思っている企業様も多いかと思うので、今回の多言語対応のご提案を通して、新しい当たり前を作っていければと思っています。

田澤:
求人は定着がゴールなんです。なので、採用したからOKではなく、外国人を職場に定着させるために、お店の接客マニュアルも多言語化したり、各国のお国柄を考慮して、こういう風に接した方がよいですよ、といったアドバイスとかもできるようになると、今回の連携がより良いサービスになるのかなと思いました。

(2020年9月)

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