多言語対応し、グローバル展開しよう!


越境ecやインバウンド市場の拡大によって、海外に向けて、あるいは国内の外国人に向けて商品やサービスの販路を広げようとしている個人や企業が増えています。また、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、官民一体型の多言語対応協議会が設置されました。

ここでは、グローバル展開をする上で欠かせない多言語対応について、主にインバウンド市場の上での基本的考え方から、ホームページの多言語化の方法、多言語対応協議会とは何かなどについてご紹介します。

2020年のオリンピック・パラリンピックに向けた多言語対応協議会とは

日本を訪れる外国人旅行客は増加傾向が続いており、2013年には初めて1000万人を突破しました。2020年に開催されるオリンピック・パラリンピックでは、世界各国からさらに多くの外国人旅行客が日本を訪れることが見込まれています。

多言語対応協議会は、日本を訪れた外国旅行客が快適に滞在できる「言葉のバリアフリー」を早期に実現するために、国や関係地方公共団体、民間が参加し、2014年3月に設置されました。交通機関や道路、飲食店や宿泊などの案内表示と標識、音声案内、パンフレット、ICTツールなどの各種媒体を対象に、官民が一体となって多言語化に取り組んでいます
また、ポータルサイトを開設し、全国各地の自治体や民間団体等による多言語化に関する先進的な取り組み事例を情報発信しています。多言語化協議会での対応言語の考え方は、日本語と英語、視覚記号による対応を基本とし、需要や地域の特性などを考慮の上、必要に応じて中国語、韓国語、そのほかの言語も含めて多言語化を進めていきます。

【参照元URL】https://www.2020games.metro.tokyo.jp/multilingual/about/index.html

 

多言語対応をする際に重要な基本的な考え方とは

多言語対応は、海外とインバウンド市場の両方に向けた取り組みですが、ここでは、インバウンド市場向けに多言語対応をする背景や基本的考え方についてお伝えします。

国が取り組んできた訪日ビザ発給緩和や免除、官民一体のプロモーションなどが成果を上げ、外国人旅行客が増加し、日本国内での消費額は2015年3兆4771億円で前年比170%の伸び率となっています。インバウンド市場の需要が拡大しており、大きなビジネスチャンスです。

このインバウンド市場で必要な言語を考えてみますと、2015年の訪日外国人客数の多い地域に関する調査では、上位5位は多い順に中国、韓国、台湾、香港、米国で、主な使用言語は、中国語、韓国語、英語となっています。
また、ECサイトにおける言語対応に対するアンケート調査では、「自国サイトで買いたい」「自国語サイトであることが価格よりも重要」などの声が多いとの結果が出ており、多言語化対応のwebサイトが必要であることが分かります。
さらに、日本を訪れる外国人旅行客が滞在中に困ったことに関する調査では、観光案内版、地図、パンフレットなどの多言語化や、施設のスタッフとのコミュニケーションなど、言語に関する困りごとが3割を占めています。多言語化対応が実際の消費につながる可能性が高いものの、まだ十分とはいえないことが分かります。

【参考URL】http://www.sato.co.jp/inbound/multilingual/useful/

ホームページを多言語化するにはどうしたら?

ホームページを多言語化するには、まず、メインとなる言語(日本語)でサイトを作成し、それをもとに翻訳しながら第二言語のサイトを作成していきます。

多言語サイトを作成する様々なアプリがありますが、なかには各ページを複製して多言語サイトを作成できるものもあります。コンテンツが多い場合は、それぞれの言語ごとにサイトを作成し、作成後に各サイトをリンクさせるとよいでしょう。言語の選択テキストやアイコンをサイトの上部に設置すると完成です。

コンテンツが少ない場合は、第二言語のサイトはシングルページで作成するのがおすすめです。シングルページにする場合は、訪問者が必要な情報を見つけやすいようアンカーメニューをつけましょう。そして最後にメインメニューに作成した各ページのリンクを貼ります。

翻訳は、コンテンツすべてについて必ずしも行う必要はありません。コストをかけないためにも、対象となる市場にとって重要な内容のみを翻訳するとよいでしょう。

 

多言語webサイトの作り方とは

多言語webサイトの作り方には、いくつかのポイントがあります。

まず、多言語の切り替えボタンは、できるだけすぐに目につく位置に設置しましょう。例えば、メインメニュー内やタイトルの直下など、誰でも見やすい位置がおすすめです。

それから、使用する言語での正しいキーワードを使いましょう。キーワードは検索エンジンでの順位に大きな影響を与えます。キーワードは日本語をそのまま直訳するのではなく、その言語を使っている人が検索を行う上で実際に使っている検索ワードが何かを調査し、サイトのタイトルや画像のAltテキストに有効なキーワードを使うことがポイントです。

そして、言語ごとに異なるURLを使用しましょう。ドメインは、ccTLDなどのサブドメインを使い、その地域に特化したURL構造にすると、そのサイトが特定の国をターゲットとしていることを検索エンジンが認識してくれます。

また、1ページには1言語のみを使ったほうがSEO的に有利になります。ページ内のテキスト、タイトル、画像のファイル名、説明文、キーワードなどには複数の言語を使わないようにしましょう。

 

まとめ

日本を訪れる外国人観光客の増加により、インバウンド市場が拡大し、大きなビジネスチャンスにつながる可能性が広がっています。このチャンスを生かすためにも多言語化は有効な手段の一つと考えられます。ホームページの多言語化は、外国人観光客の調査からもニーズがあるとの結果が出ており、商品やサービスなどの販路を拡大する上でも必要なものといえるでしょう。

多言語webサイトを作成する際には、各言語の訪問者の使い勝手を考えたサイト構成や内容にし、言語ごとの個別URLの設定、使用する言語での正しいキーワードなどSEO的なポイントを踏まえたものにする必要があります。 多言語化webサイトを活用し、グローバル化の一歩を踏み出してみましょう。

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