インバウンド(訪日外国人)市場について


街を歩いていて外国人の姿を多く見かけるようになったと実感することはありませんか。実際に日本を訪れる外国人の数は、ここ10年で3倍以上になっています(※1)。少子高齢化の背景で、観光や労働に訪日外国人の存在は欠かせないものになっています。そうなると、日本国内で訪日外国人向けのビジネスが注目されるのは当然です。観光業だけでなく、さまざまな分野で訪日外国人向けの市場規模が拡大しています。ここでは、現在の状況と今後の対応についてまとめました。

 

現在のインバウンド(訪日外国人)市場について

外国人が日本を訪れることをインバウントと言います。インバウンド市場とは、訪日外国人から生じた国内の消費マーケットのことです。訪日外国人の数は2006年には733万人余りだったのに対し、2016年では2403万人以上にまで増えています(※1)。

観光だけでなく、ビジネスや留学目的で来日する人も多くいて、日常生活での消費行動にも期待がかかっています。訪日外国人は、さまざまな業界において有望な消費者となっているのです。 これまでのインバウンド市場は観光がメインで、外国人向けに特別に企画されたビジネスが主流でした。そのため、日本人が多く利用するホテルやレストランではなく、外国人向けに配慮された施設やサービスの利用が目立っていました。また、来日する外国人も韓国や中国、台湾の人が多く、ヨーロッパや他のアジア諸国の人は少ない状況でした。

しかし、2017年現在ではアメリカやヨーロッパ、アジア諸国からの訪日外国人が増える傾向にあります。多様化する訪日外国人のニーズに合わせて、インバウンド市場も変化してきました。観光においても、これまではツアーで訪れる人が多かったのですが、ここ数年では個人で訪れる人も増えています。そのため、インターネットやSNSの情報、口コミを頼りにホテルやサービスを探す人が多く、関連業界は対応を迫られています。

今後予想されるインバウンド(訪日外国人)市場について

インバウンド市場は、訪日外国人の多様化に伴い市場が変化し続けています。とはいえ、現在でも韓国や台湾、中国からの訪日外国人は大きな比率を占めている状況です。そのため、これからインバウンド市場に乗り出そうと考えている企業にとっては、今後も重要な存在であると言えるでしょう。

また、欧米諸国やアジア諸国からの訪日外国人は、人口比率から考えると今後もまだまだ伸びると考えられています。たとえば、アメリカの2016年の訪日外国人数は約124万人ですが、人口比率を見ると0.4%となっています。これは最も多い韓国の10.1%に比べると、かなり少ないというのが現状です。そのほかの欧米諸国と比較しても、オーストラリアが1.9%、カナダが0.8%となっているので、決して多くはありません(※2)。

観光庁は、訪日外国人の旅行者数を2020年には4,000万人にまで増やそうと、新たな目標を設定しました(※3)。この目標を達成するには、これまであまり多くなかった国からの訪日外国人を増やす必要があるのです。今後は、さまざまな国の外国人に対応できるよう対策が求められます。

 

今後のインバウンドビジネスは多言語対応サイトが必須?

今後のインバウンドビジネス対策として必須となるのが、多言語対応サイトの構築です。しかし、これまで日本語でしか情報発信してこなかった企業にとって、サイトの多言語化は大きな課題となります。

訪日外国人にとってインターネットの情報は重要です。SNSとも連携して、情報や口コミによる集客を図りましょう。 まずは多言語化の目的を明確にすることが大切です。たとえば、すでに増えている中国からのお客様に情報提供をしたいのか、あるいは今後増えると予想される国のお客様に向けてマーケティング活動として行いたいのか。サイトの目的によって、作り方が変わってきます。

必要に応じて、日本語サイトを翻訳したり、言語によってコンテンツを変えたりすることもあります。 最も気を付けるべきポイントは、翻訳の品質です。翻訳ツールやアプリを使えば手軽に翻訳することはできますが、言語として不自然な文章になってしまうことが多くあります。特に、全く文法の異なる、日本語からヨーロッパ系の言語は正確な翻訳が難しいようです。

そのため、翻訳の質を考えるなら、翻訳者に依頼したほうが良いでしょう。 閲覧のしやすさも重要です。言語の切り替えをわかりやすくしたり、特定の言語で専用ページ作ったりして、見やすいように工夫しましょう。せっかくサイトを閲覧してくれたのですから、訪日外国人にとって役に立つサイトにしたいものです。

 

多言語対応サイトを作成し、今後のインバウンド市場に備えよう!

日本は少子高齢化に伴い、多くの産業で国内消費が頭打ちとなっているのが現状です。これから消費を増やすためには、インバウンド市場に乗り出し、訪日外国人の顧客を増やすことが重要なカギとなります。 政府の方針もあり、今後も増えると予想される訪日外国人。これまであまり訪日外国人の集客に力を入れてこなかった企業も、対応を迫られることになります。そのひとつとして、多言語対応サイトの作成は欠かせないものとなるでしょう。

 

※1.【日本政府観光局(JNTO)】統計データ(訪日外国人・出国日本人) http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/index.html
※2.【Attractive Japan】【訪日観光客】インバウンド市場で今後伸びしろがある国はどこか?国民人口だけで検討してみた。 http://success.attractive-j.com/which-country-with-growth/#i-4
※3.【観光庁】「明日の日本を支える観光ビジョン」を策定しました! http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics01_000205.html

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