インバウンドとアウトバウンドの意味と違いとは?


海外からの観光客や経済などのニュースでよく耳にする「インバウンド」や「アウトバウンド」という言葉。聞いたことはあっても具体的には分からないという人も多いかもしれません。日本国内の消費の伸びが鈍化しているなか、モノを売りたい企業などは販売経路を模索し、さまざまな手法で消費促進を図っています。その手法のひとつが「インバウンド」と「アウトバウンド」です。

ここでは、経済の活性化を図る動きのなかで注目されるインバウンドとアウトバウンドについて、詳しく紹介します。

 

インバウンドとアウトバウンドの意味と違いとは

そもそも「インバウンド」と「アウトバウンド」は旅行業界でも使用されていた用語で、インバウンドは訪日する海外旅行者、アウトバウンドは日本からの海外旅行者を指します。しかし、マーケティングにおいての「インバウンド」「アウトバウンド」は意味が異なります。まず「インバウンド」とは、ブログやサイト発信、動画などさまざまなコンテンツを発信し、消費者に興味を持ってもらい誘導する販売手法です。対して「アウトバウンド」とは、テレビCMや新聞・雑誌・カタログ広告、ダイレクトメール、通信販売など積極的に消費者に働きかけ、アプローチを行う手法をいいます(※1)。販売戦略を行う企業側から見て、情報を発信して消費者の「流入を促進」するのか、情報を発信して消費者のマインドに「アプローチをかける」のかの違いにより、インバウンドマーケティング、あるいはアウトバウンドマーケティングを使い分けます。

 

どちらか一方ではだめ?インバウンド・アウトバウンドマーケティングの今後とは

インバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティングは、どちらも消費者の興味を喚起し、最終的には販売へと結び付けるための手法であることには違いはありませんが、インバウンドとアウトバウンドそれぞれ情報の発信の仕方が異なるため、企業により得意・不得意が表れがちです。

たとえば、IT関連企業ならwebを活用したコンテンツの制作に長けています。自動車製造・販売企業なら展示会やテレビなどのメディアや雑誌などの紙媒体での広告が得意というように、長く扱ってきた情報の発信方法にこだわってしまうこともあるでしょう。しかし、インバウンドにしてもアウトバウンドにしても、どちらかひとつのマーケティングに絞ってしまうのは、多くのユーザーの関心を得るためには不十分と言えるでしょう。日常のなかでwebだけしか見ない、あるいはTVだけしか、雑誌だけしか見ないという消費者は少ないものです。消費者の多くがさまざまなツールを利用して情報を得ています。ひとつの手法に固執することなく、さまざまな手法でしっかりと施策する必要があるのです。

”インバウンドマーケティング”・”アウトバウンドマーケティング”のメリット

では、インバウンドマーケティング・アウトバウンドマーケティングを行うことによってどのようなメリットがあるのでしょうか。

インバウンドではブログや最新情報など、日々更新を行うことによって、ユーザーとの双方向でのコミュニケーションが可能です。ユーザーの書き込みに反応し、応答などをすればユーザー側の喜びも増し、商品や企業そのものへの関心も深まり、固定ユーザーとなることもあるでしょう。充実したコンテンツ作りにより、固定ユーザーはもとより、新しく流入したユーザーがサイトに訪れ、さらに固定化へと変化することも期待できます。

アウトバウンドでは、インバウンドとは違いコアなファンだけでなく、一般に広く情報を提供することにより、新しいファン、潜在ユーザーの獲得を見込めます。これまでマーケティング外だったセグメントへのアプローチをもできるので、より新しい層への開拓を期待できます。

 

”インバウンドマーケティング”・”アウトバウンドマーケティング”のデメリット

それではインバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティングのデメリットについてはどうでしょうか。

インバウンドはあくまでも企業が発信した情報を消費者が見つけ、より深い情報を得たいと思う消費者がたどり着くのを待たねばならないという、受け手という点が弱点だと言えるでしょう。さらに、実際の購入へと結びつかせるための魅力的な商品紹介や仕掛けをして、ユーザーをサイト上から流出させないようなコンテンツ作りが必須です。

アウトバウンドのデメリットは、何と言っても制作費やコストがかかることでしょう。幅広い消費者の興味を引き付け、購買意欲を喚起させるような広告や展示を行うには、相応のコストを必要とします。しっかりとした商品コンセプトを整え、制作スタッフの確保、進捗管理を行うなど多方面での調整が必要です。また、そうまでしても見込みユーザーの獲得ができるとは限らないリスクもあります。

 

インバウンドマーケティングにはズバリ”Webサイトの多言語化”!

インバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティングは、消費者へのアプローチ方法の違いはあれ、商品をどのように魅力的に発信し、購入へと結び付けられるかが重要になってきます。

インバウンドとアウトバウンドは、それぞれにメリット・デメリットがあるため、多様化する情報経路にあって、どちらかひとつで展開すればよいというのではなく、さまざまな手法で施策していくことが大切です。なかでもインバウンドマーケティングは、日本国内のみならず世界各国のユーザーに情報発信できる実に有益な手法です。適切に情報を届けるためには、サイトコンテンツは日本語だけではなく、英語をはじめ、中国語や韓国語など多言語化が必要でしょう。アウトバウンドマーケティングとともに、世界各国の潜在ユーザーに働きかける秀逸なコンテンツ作りが今後の勝敗を決するのです。

 

※1.【DX.univ.】消費者の購買行動の変化に合わせ、アウトバウンドからインバウンドへ!2つのアプローチの違いとは? http://dx.24-7.co.jp/what-is-the-difference-between-inbound-and-outbound/

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