多言語化でブランドのファンを作る。爆買いの終息に伴い 、70年の老舗ブランドがWOVN.ioと新たな挑戦。

  • Subject

    - 爆買いの終息と共にいかに自社のファンを作るか、新たな施策が必要

    - 中国人観光客が日本語しかない自社ブランドサイトを調べていた

    - 1から中国語サイトを作ると高コスト

  • Solution

    - 日本語と同等の情報を中国語・英語でも展開

    - 日本語サイトにWOVN.ioを後付けし、開発費をかけずに多言語対応

    - 商品知識のある社内スタッフが翻訳を担当

  • Result

    - 制作費の数百万円を削減し、安価な月額で運用できた

    - 商品やブランドの正しい情報を訪日客にも伝えられる

    - 言語自動識別で母国語ページがファーストビューになり、離脱防止

70年にわたり、銀座のファッショントレンドをリードしてきた老舗ブランド

銀座かねまつについて教えてください

吉武:今年で創業70周年を迎える当社が手掛けるメインブランドです。レディースシューズとハンドバッグを専門とし、「上質のエレガンス」の追求と「最上の履き心地」にこだわり続けています。銀座6丁目に本店をかまえ、全国に店舗を展開しています。

テキスト

店内でもスマホで検索。インバウンド顧客へブランド認知の必要性 を実感。

WOVN.io導入のきっかけは何ですか?

竹内:インバウンドのお客様がここ数年でだいぶ増えてきました。特に中国からのお客様の増加の影響を受けてその対応策を探していました。店舗スタッフによると、中国人のお客様が店内にてスマートフォンで銀座かねまつのサイトを見て「このブランドはどんなブランドなのか」を調べていると。そういったときに当社のサイトはまだ日本語しか対応していなかったので、「銀座かねまつ」というブランドをよく分かっていただけなかった。お客様の取りこぼしが発生していました。

吉武:中国の方のいわゆる「爆買い」は2015年をピークに減少しており、インバウンドの売上げも当時と比較すると減少傾向にありました。大量購入はなくなったものの、商品に対してのニーズはあるわけで「じゃあ何か手を打たなければいけない」ということで多言語化対策が始まりました。コンバージョンの最大化ですね。 そこで自社サイトのシステムを作っていただいている企業様の紹介でWOVN.ioと出会いました。

テキスト

WOVN.ioはエンジニアでなくても簡単に導入可能。多言語制作費の数百万円を削減。

実際WOVN.ioを導入されていかがでしょうか?

竹内:WOVN.ioはブランドサイトに導入していて、ブランドコンセプトから商品紹介、店舗一覧、アフターサービスなどのページを英語・中国語(繁体・簡体)で公開しています。ページ数は全部で300ページ程度です。 WOVN.ioのスクリプトは、私が直接共通ヘッダーに入れました。仕組みはすごく簡単でエンジニアではない私でもすぐに実装できましたね。翻訳スタッフが入力を迷うこともありませんでした。WOVN.ioのサポートも不明点は都度問い合わせをしていたのですが、すぐに回答が得られたので助かりましたね。

もしWOVN.ioを利用していなかったら?

竹内:もしWOVN.ioを導入していなかったら、中国語サイトを一から作っていたと思います。そうしたらコストも時間も膨大にかかっていましたね。

吉武:制作費用だけで数百万は間違いなくかかっていたと思います。

テキスト

機械翻訳・社内翻訳・プロ翻訳を使い分け。最小限の作業で最大限の効果を

翻訳作業はどうされていますか?

竹内:機械翻訳を基本とし、確認と修正を外国語対応スタッフにて翻訳しました。商品やブランドに関しては、やはり社内の人間でなければわからない部分があるので、中国語に関しては実際に店頭に立ち、中国人観光客の接客もこなしている本店の中国人スタッフが担当しています。英語に関しては日頃から海外と取引をしているインポート商品担当者に協力をしてもらいました。プライバシーポリシーに関しては個人情報等の法的用語を使用しており、社内スタッフでは対応しきれないことが予想されたためプロ翻訳を外注しました。

また、随時更新する店舗イベントや出退店情報は自動機械翻訳で対応し効率化を図っています。WOVN.ioなら自動的に動的ページも翻訳・公開してくれるので、運用に関しては非常に楽ですね。

多言語化の効果は?

竹内:まだ公開して間もないので数字としては出せるものはありませんが、WOVN.ioならブラウザの言語設定が中国語ならはじめから中国語ページが表示されるので、今まで日本語がファーストビューで諦めてしまっていた訪日客の方が、最後まで読んでくれるのではないでしょうか。

多言語化したことで、益々海外の方へのブランド認知を広げていきたいですね。

テキストアフターサービスの情報も充実、こちらは簡体ページ

ブランド認知拡大のあとは越境EC、「アジアのかねまつ」へ

今後の多言語化に対する展望をお聞かせください

吉武:銀座かねまつに来店されるインバウンドのお客様はやはり中国の方が圧倒的ですが、台湾や韓国などの方もいらっしゃいます。それはアジア圏の女性は足の形などが日本人と似ているからです。婦人靴はトップラインの形や指の長さなど、それぞれの足の形に合ったものが求められますからね。もちろんヨーロッパやアメリカの方も来られますが、アジア圏の方々のほうが日本の婦人靴に対して強い興味があります。当社のような「メイドインジャパン」のブランドに対する信頼も厚いですしね。

日本に訪れた海外の方が「銀座かねまつって?」と思った時にブランドサイトがしっかり多言語化され、認知されることが今回やりたかったことです。

次の展望は越境ECですね。日本にきた観光客の間でブランド認知が広がり、母国に帰った後もその国で「銀座かねまつ」ブランドが買いたい!となるようにしていきたいと考えています。

テキスト銀座かねまつ70周年記念モデル

(取材:2017年10月)