EC サイトの多言語化後、海外流入数・売上が大幅に増加 ~越境 EC の成功の秘訣は多言語化の全体戦略~

  • Subject

    - 随時更新される商品情報を迅速に多言語展開したい

    - 商品の魅力を訴求している部分は人力で翻訳したい

    - 海外でのブランド認知度向上・新規販路開拓

  • Solution

    - 高頻度・大量コンテンツの多言語化の省力運用

    - 機械翻訳と人力翻訳を組み合わせた運用が可能

    - ライブラリ導入による海外 SEO 対策の実装

  • Result

    - 海外流入数が増加し、外国人売上は大幅に増加

    - 製作者の思い・商品の魅力が外国人に伝わるサイトになった

    - 海外のお客様にも日本語と同じタイミングで情報が届くようになった

アメリカンカジュアルの先駆者として個性的なオリジナルブランドを展開し、様々なインポートブランドを手がける聖林公司。今回、聖林公司の EC サイトに WOVN.io を導入し、英語・繁体字・フランス語展開を行いました。海外のファンにも商品情報が正しく伝わるように、そしてさらにファンになってもらうように、EC サイトを多言語化しただけではなくどのような施策を行ったのか、お話を伺いしました。

越境 EC を推進するため、多言語展開

聖林公司はハリウッドランチマーケット、ブルーブルーなどのオリジナルブランドと国内外の仕入れ商品やヴィンテージ古着などを中心に、全国に直営店と国内外卸売、飲食事業を展開しています。
私たち聖林公司グループは衣・食・住に関連する事業を通じて、人々の心に響き、喜び・楽しみを感じる物作りとサービスを提供することで、お洒落な生き方を求める方々のお手伝いをすることを目的としています。
私はその中で、聖林公司の EC サイトの運用・管理を含め、デジタル戦略全般を担当しています。

聖林公司の EC サイトに WOVN.io を導入したのは2020年の10月頃でした。同時に聖林公司の EC サイトの越境 EC 化を進めていたので、まずは注力していた国であるアメリカ、ヨーロッパ、香港に向けて英語・繁体字・フランス語の3言語で多言語展開を行いました。

今回の越境 EC の取組について順を追って説明しますね。

商品に対する“こだわり”が伝わることで、海外でも受け入れられる

海外の方に聖林公司の魅力を伝えるためには何が必要かを考え、まずは会社・ブランド・商品の情報を正しく発信し、理解していただくのが一番だと思いました。

その上でSNSを含めた販促活動をしていく、点が線になるようにプロジェクトをスタートしました。

アパレル特有の言語や言い回しを多言語で表現するために重要な部分は機械翻訳だけではなく、必ず人の目でチェックするようにしています。

多言語対応後、海外のお客様からは、「こんなにこだわっている商品だったんですね」というお声をいただくこともありました。作り手の思いが消費者に届くっていうのが、嬉しかったですね。

多言語化に加えて、海外向けのプロモーションも積極的に行う

ブランド・商品情報を正しく伝えることと同じくらい、海外での知名度をあげることも多言語化の大事な目的でした。
WOVN.io を導入して、海外 SEO 対策が可能となったことから、EC サイトの広告運用も並行して積極的に行い、海外での認知度向上活動を行いました。地域に応じて Facebook、Instagram、Google 広告など、様々なチャネルでの情報発信、広告活動も行い、それが少しづつ成果に結びついていると思います。
越境 EC において、商品の魅力を正しく伝えることは大事ですが、あくまで海外にいるお客様に届かなければならない。そういう点でも、多言語化で止まることなく様々な施策を展開してきました。

そもそも海外のお客様にとって越境 EC サイトで買い物をすることって結構ハードルが高いこと。
しっかり商品を見極め、いいものを得たい、という商品に対するこだわりはとても強いんですね。
それに、日本に対して興味をお持ちで、自身のライフスタイルに対するこだわりもとても強かったりとか。
なので、実際に日本のお客様と海外のお客様を比べても、購買単価も海外のお客様の方がかなり高くなります。しっかりと商品を選び、納得したらしっかり購入いただける。そのように、海外と日本でターゲット層は若干違うことから、それぞれ広告の出し方を変えたり、EC サイト内の商品の出し方を変えたりなどで、海外のお客様も、日本のお客様も、EC サイトを快適に利用していただくように工夫しています。

海外からの流入数が飛躍的に伸び、海外売上が大幅に成長

EC サイトの多言語化を行ってから約4か月ほど経ちましたが、効果は明確に表れています。
もともと越境 EC 対応していなかったので、直接店舗や自社サイトにお問い合わせいただいていたり、SNS を通じてお買い求めいただいていたこともあるのですが、多言語化の効果も合わさり、海外からの売上は年間で大幅に伸びました。海外販促の効果も見え始め、海外流入数も増加しています。全体の売り上げが伸びている中で、海外からのアクセスがある程度確保できている、ということはサイトを多言語化したことの効果だなと捉えています。

商品に関しては、BLUE BLUE JAPANという弊社オリジナルブランドのシェアが圧倒的に高いです。
和・日本・インディゴ・藍などの特有の色が出ているブランドなので、海外の方からの反応は良いです。
このコロナ禍で旅行が出来ない今、少しでも日本の雰囲気を味わってもらえたら嬉しいですね。

多言語化は一つの手段、越境 EC の成功の秘訣は全体戦略をもっていること

今回の越境 EC 化・多言語化は半年~1年の計画を練って実施したものでした。
しっかりした海外売上目標をたて、サイト運用や広告運用など、越境 EC を成功に導くためにやるべきことの順序を明確にした上で行ったので、まだまだ道半ばですがデジタル戦略の成果が出たのかなと思っています。
越境 EC 化を進めるにあたって“多言語化”というのは一つの手段であり、海外のお客様に、商品の魅力、企業の魅力を正しく伝え、売上を伸ばしていくということには、サイトの運用、翻訳のあるべき姿、広告運用など各所に戦略をたててやることが大事だと思います。

越境 EC 化、多言語化を経て、今後はデジタル戦略に一層力を入れていく方針になっています。

また、B2C だけではなく、B2B もデジタルにシフトできるところはシフトしていきたいと思っています。オンラインで商談が行えるように体制を整えるなど、できるところから進めていきたいと思っています。ゆくゆくはオンライン商談にも多言語化が取り入れられるといいなと思っています。

今後も聖林公司は国内海外のお客様に向けて多様なサービスを展開できるよう、準備しています。そこにもちろん多言語化は必須だと思っているので、WOVN さんと連携して取り組んでいければと思っています。

 

~ 越境 EC を成功させるためには、海外の人に受ける商品であることはもちろんですが、『商品に対する思いを届ける』『海外に情報を届ける』とともに、須永さんのようにそれに本気で取り組む担当がいることが、大きなポイントだと感じました。日本のモノ作りが世界に広がっていく、そんな支援を WOVN で実現できていることがとても嬉しく感じられるインタビューでした ~

(2021年3月)

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