海外クライアント対応の為、新サービスを多言語標準装備。開発チームの導入・運用工数を大幅圧縮。

  • Subject

    - 海外クライアント対応で多言語化が必須

    - 新サービスリリースに合わせた短期間での多言語化

    - 多言語化によるサービス保守運用の煩雑化を懸念

  • Solution

    - 自社開発ではなく外部サービスを導入

    - 翻訳作業は社内に依頼

  • Result

    - スピーディーな導入で短期間での公開を実現

    - 当初予定していた英語にプラスして中国語も同時公開

    - 開発チームは本来のサービス機能開発に専念

「インターネットの全てを越えていく」をビジョンに掲げ、広告事業を中心に展開するアドウェイズ 。国境を越えて利用されるサービスだからこそWOVN.ioで多言語化を行い、開発チームの導入と運用の効率化を図ったお話を伺いました。

海外クライアント対応で多言語化は必須に

宮折:今回WOVN.ioを導入したのは、2019年7月リリースした新サービス「ADWAYS Management Console(アドウェイズ マネジメント コンソール)」になります。 このサービスは、お客様からの広告発注をオンライン化し、過去のお取引履歴やご提案資料、さらには広告掲載結果レポート、請求書データを一元管理するシステムで、お客様が実際に使われる管理画面を多言語化しました。

我々のクライアントはそれこそ業種も国籍も多岐にわたり、最近では海外のディベロッパーさんが日本でビジネスを行う際に弊社のサービスを導入いただくことも増えています。なのでサービスとしては、多言語化も完了している状態で正式リリースを迎えることは避けては通れない道でした。

一方で開発チームとしては多言語化は工数がかかりそうだな、、というのが正直なところでして(笑) 期日も余裕があるわけではありません。

テキスト

(開発チームゼネラルマネージャの宮折さん)

自力での対応は導入〜保守運用まで不安だらけ

飯野:多言語化の話があがった際、自力で行うのはちょっと気が引けましたね(笑) 開発者目線でみると多言語化は、愚直に英語・中国語と辞書ファイルを用意して、ブラウザの言語で切り替えられる仕組みをとるイメージでした。その為、常に言語切替えのことを念頭に置いて機能追加を行わなければならないなど、保守運用がとにかく大変そうだな、と。本来の機能開発に支障が出かねません。

花田:恐らく自力で行った場合は、設計で1~2週間使い、その後の導入で1〜2ヶ月費やしていたかと思います。 はじめは、Railsの国際化(i18n)APIを用いればすぐに終わると安易に考えていましたが、コードを書く上でとにかく考えることが多く、翻訳ロジックはview modelで対応するか? DB(データベース)に翻訳結果を保持するか?今後もし翻訳言語を追加したらif文が増えそう、など様々な問題が浮き彫りになりました。 これは自力で対応するのは無理があるなと。

宮折:翻訳に関しても、管理画面なので文字数は少ないとは言えど、人力翻訳を外注すれば高くつきますし、管理画面上の文言が増える都度、発注納品のやり取りで手間が発生します。その点WOVN.ioを使えば社内で英語や中国語ができるメンバーに翻訳自体を任せることができますし、翻訳文書の反映もWOVN.io上で行える為、やり取りもスムーズで翻訳費用も発生しません。 費用感的にもWOVN.ioは我々のニーズと一致しましたね。

飯野:現在このサービスの開発は4名体制で行っているので、これらの手間や費用を考えると、導入〜運用の部分まで自力で対応することは難しかったと思います。

浮き彫りになった多言語化のハードル。初の試みとなる外部ツールの導入へ

宮折:WOVN.ioのことはTech系イベントにブース出展されていたことから元々知っていました。 実際の導入のきっかけになったのは、社内への呼びかけで他のメンバーからすぐにWOVN.ioの名前があがったことです。「自前で多言語化やるつもりなんだけど、もし多言語化が楽になる手法あれば教えてー!」「WOVN.ioがいいですよ!」という感じです。

外部ツールを自社サービス自体に入れ込んで運用に乗っけていくケースは今までなかったので、WOVN.io導入は初の試みでした。今まで必要なツールは自前で作っていましたが、多言語化に関しては効率化の意味でも実績があるWOVN.ioを入れることがベストだな、と。

飯野:ワンタグで全ページ勝手に翻訳されたら夢のようだと思いました。 ドメインも何個でも登録すれば翻訳対象にできますし、管理画面もすごく使いやすそうでした。

テキスト(エンジニアマネージャの飯野さん)

スピード感ある導入で、多言語化標準装備の新サービス公開が実現

花田:私が実導入を担当したのですが、JavaScriptを1行埋め込むだけの作業という、非常にスムーズでスピード感を持って行えました。

宮折:翻訳自体は機械翻訳・プロへの依頼なども選べますが、うちでは帰国子女や日本語が得意な海外出身のメンバーに翻訳対象リストを渡して翻訳をしてもらっています。管理画面内の文言なので文章ではなく単語が多く、機械翻訳だとどうしてもニュアンスが変わってきてしまうので。

花田:社内で翻訳担当者に依頼する為に、画面のどこの文言かわかるようにドキュメントを丁寧に作っていたのでそこは時間がかかりましたね。 導入後はユーザーが入力した文字等、翻訳をかけたくない部分にはwovn-ignoreで翻訳除外設定を行ったり、WOVN.io以外のところではメール本文の多言語対応を行いました。

時にはWOVN.ioのスタートガイドやドキュメントを読み返したり、担当者にメールで質問することもありましたが、WOVN.ioのサポートとコミュニケーションを取りながら、多言語公開まで問題なく無事に進めることができました。

テキスト(実際の管理画面英語ページ)

英語対応にプラスして中国語の公開も実現

花田:当初はスケジュール的に英語対応が必須で、あわよくば中国語もというイメージでいたのですが、英語・簡体字・繁体字の3言語を一気に公開することができました。 開発工数を圧縮することができたのはメリットが大きかったですね。

リリース後は、社内の他サービスチームからも反響がありました。他サービスは自力で多言語化を行っているケースもあるので、今回WOVN.ioのような外部ツール導入は画期的で新しいね、と。

テキスト(WOVN.ioの導入を行ったサーバーサイドエンジニアの花田さん)

宮折:サービスリリース後は、新規企業の登録は増えており順調です。新規の海外企業に関しては基本的に多言語化されたページを使ってもらっています。 いい意味でユーザーの多言語化に対する反応は何もないので、問題ないということでしょう。ユーザーの言語に合わせてサービスが利用できるよう多言語化されていることが、当たり前なのかもしれませんね。ごく自然に多言語ページを使ってもらっていると思います。

多言語化に工数を割かず、本来の機能開発に専念。

宮折:これからも多言語対応の部分に必要以上の工数を割くことなく、本来のプロダクト機能開発に専念していきたいと思います。 また、社内の色々な領域に展開していくことで、アドウェイズ全体としても開発の効率化を図りたいですね。

あとはアドウェイズ自体、海外展開されるお客様が多いのでWOVN.ioとアプリのプロモーションなど一緒にやりたいです。対クライアントの海外進出効率化の分野で、是非とも。

(2019年11月)

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