80年ぶりmade in Japanの腕時計。世界中に伝えるためにはwovn.ioの言語拡張性が必要だった。

  • Subject

    - 世界中からアクセスがある為、コンテンツを複数言語で表示したかった

    - 腕時計という商品の性質上、日本語の画像と外国語の画像を入れ替える必要があった

  • Solution

    - 自動で複数言語に機械翻訳するために、WOVN.ioを導入

    - WOVN.ioなら、言語ごとに画像の交換が可能

  • Result

    - 表示できるようになった言語国からのアクセスがアップ

    - 画像+言語で伝えることにより、コンテンツをより正確に理解してもらえるようになった

80年ぶりの国産腕時計メーカー。念願の機械式時計をリリース

Knotさんについて教えてください

Knotは社長の遠藤が2014年3月に立ち上げた、「made in Japan」「カスタムオーダー」「リーズナブル」を特徴にしたリストウォッチメーカーです。量産できる国内の腕時計のメーカーは実に80年ぶりの登場なんです。

Knotの商品はすべてmade in Japan。カスタムオーダーを採用することで時計本体とストラップを自由に組み合わせることも可能です。ビジネスモデルとしてはSPA(製造小売り)を採用しており、自分たちで時計を作って自分たちで販売。これによって中間流通を省き、リーズナブルに時計を提供できるようになっています。ショップはもちろん、ECでもすべての商品がお買い求め頂けます。昨年からグローバルサイトを立ち上げたこともあり、最近は海外からの注文も増えてきていますね。

2015年には吉祥寺にギャラリーショップをオープンし、現在では国内外あわせて12の店舗を運営しています。また2016年には満を持して機械式の腕時計をリリースしました。時計メーカーとしてはやはり機械式を出すというのはブランド形成上も重要なことだったのです。

機械式の腕時計を出すことがブランディングにも影響

もちろん機種などにもよりますが、高級な腕時計というのは基本的には機械式で、機械式の時計を持っていることは、腕時計好きには一種のステータスでもあるわけです。

text (Credit by Knot)

最近はみなさんスマホを持たれていますから、時間の確認だけならスマホでいいですよね。つまり腕時計って機能的にはもう不要なんです。でもだからこそ腕時計はファッションアイテムとして活躍するようになりました。今の若い方は当然ながら機械式時計が何か、というのは知らなくて、やたら高い時計という認識ではないでしょうか。そんな方々に腕時計をファションアイテムとして身につけてほしい。とくに機械式時計は他のブランドだと数十万円するものばかり。しかしKnotなら中間流通を省くなどの工夫で5万円程度に価格をおさえています。若い方にもぜひ持っていただきたいですね。

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「Made in Japanを世界へ発信」世界中からのアクセスに対応するための多言語対応

Knotには日本用のサイトとグローバルサイトがあります。どういう経緯でグローバルサイトを作られたのでしょうか

そもそもKnotは創業時から、made in Japanの高品質な時計を海外に発信していきたいと思い続けてきました。Knotでは伝統工芸の組紐を使ったり、日本でなめしている栃木レザーを使ったりしています。どれも高品質で世界でも十二分に勝負できるもの。ものづくりなら日本は世界に絶対に負けないですよ。

海外に販売していくことが前提でしたので、グローバルサイトの構築は当然でした。企画自体は2年程前からあって、最近やっとオープンできた、という感じです。

国内サイトとグローバルサイトを分けているのはシッピングの関係です。発送の仕組みが国内と海外で全く異なるので、わけたほうが都合がよかったんです。

WOVN.ioの導入経緯や、どのように使っているかを教えてください

Knotは特定の国だけでなく世界中からアクセスがあるので、英語だけではなく中国語や韓国語など複数の言語に対応する必要がありました。とはいえひとつひとつのコンテンツを複数の言語に翻訳することは、時間的にも予算的にも難しい。最初はGoogleのAPIを使って頑張って作ろうとしていたのですが、そんなときにWOVN.ioを知りました。これならスニペットを入れるだけで簡単に導入できますし、価格も逐次翻訳より圧倒的に安い。私が訪れたサイトでWOVN.ioが使われているのを発見することが何回かあって、他の会社で使われている実績をみて安心しました。

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そして何より重要だったのが、WOVN.ioなら画像も簡単に替えられることです。Knotは腕時計という商品を扱っているので、サイト上でも画像を頻繁に使用しています。その中に文字もあるため、これを多言語化に合わせて替えたかったんです。

text (中の画像につき、credit by Knot)

いったん機械翻訳をしてくれますが、それを修正できるのも便利ですよね。辞書に登録しておけば次回からはその修正も反映してくれますし。ただどうしても、ステートメントや気持ちが入っているエモーショナルな部分は機械翻訳ではなく、ゼロから人が翻訳したほうがキレイに作れるケースもあります。そういうところだけは人力で対応しました。

WOVN.ioはどの言語でもすぐに拡張できるのが魅力

実際にWOVN.ioを使ってみて、どのような影響があったか教えてください

多言語化したから売上が増えた、というようなダイレクトに影響を測れるものではないので難しくはあるのですが、多言語化してから台湾やシンガポール、韓国などからのアクセス数は上がっています。とくにアジアは英語が得意ではない方もたくさんいますので、サイトは現地語で表示する必要があります。そういう意味ではWOVN.ioの導入効果は出ているはずです。細かく分析して次につなげていくのが今の課題ですね。

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世界中のユーザーにKnotの良さを届けるために

たとえば全世界ベースは、実は英語よりスペイン語を使っている方のほうが多い、なんていう話もあります。まだスペイン語の対応はしていないのですが、スペイン語に対応しようというときも、WOVN.ioならちょっと設定するだけでスペイン語も表示できるのは便利ですよね。ゆくゆくは全世界の言語に対応していきたいと考えています。世界中の方にKnotを届けたいですね。

そういえば最近タイに出店したのですが社内にタイ語がわかる人間がいないんです。タイ語の翻訳がちゃんとできているか確認するのが大変です(笑)

マイナー言語の場合は現地の方に確認してもらっているクライアントも多いですね。お気軽にご相談ください。本日はありがとうございました!

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(取材:2018年3月)